2018年12月20日木曜日

『サバイバルボディー:人類の失われた身体能力を取り戻す』スコット・カーニー(白水社)

『サバイバルボディー:人類の失われた身体能力を取り戻す』スコット・カーニー(白水社)

 世界中で最も寒さに強い人間として『アイスマン』と呼ばれるオランダ人、ヴィム・ホフが編み出した、呼吸法と寒冷刺激によって眠っている身体能力を引き出すトレーニング法『ヴィム・ホフ・メソッド』。

 この『ヴィム・ホフ・メソッド』に疑問を抱いて、人類学者でもある調査ジャーナリストの著者が、ポーランドの雪山で開催されるトレーニング・プログラムに参加したところ、その驚きの効果に感銘を受け、その後、ホフの呼吸法を取り入れているレイアード・ハミルトン(トウインサーフィンを発明した頭のネジが何本か抜けている超有名サーファー)や、ブライアン・マッケンジー(高強度インターバルの提唱者)などからも教えを受けた後に、高度順応の時間も取れない48時間で標高5,895メートルのキリマンジャロ登頂に挑むのです。しかも、水着姿で!知る人ぞ知るキチ×イのオールスター陣から、何とも羨ましい教えを受けた現在40歳の著者が、常人なら大金を積まれてもやろうとすら思わないだろう偉業(?)に挑みます。

 原書は2017年刊行で、原題は『WHAT DOESN’T KILL US: How Freezing Water, Extreme Altitude and Environmental Conditioning will Renew our Lost Evolutionary Strength』(死に至らないこと:氷水、極高度、環境条件付けが、人類の失われた進化の力を復活させる)。
 その翻訳である本書は2018年9月刊行で、本書も、知人のエクストリーム・スノーボーダーから『ヴィム・ホフ・メソッド』を紹介された流れで読んでみました。ちなみに、スポーツ誌『Number』の書評でも取り上げられていました(大谷翔平が表紙のやつです)。

 キリマンジャロの山頂を麓から眺め、ノースショアの大波を岸から眺め、アテネ~スパルタの道程を車窓から眺めた、筋金入りの陸クライマー/陸サーファー/陸ランナーである私にとって、本書は長年の夢を現実にする第一歩となり得る内容でした。

 調査ジャーナリスト(”investigative journalist”。日本語の「ノンフィクション作家」ではニュアンスが出ませんね)らしく、進化論と環境条件付けを結び付ける科学的根拠・理論をふんだんに紹介しながら、自分もその気になれば、いろいろなことが出来るのではないか?と読者に思わせてくれる本です。

 年齢による限界を感じている方や、日々の生活に閉塞感を感じている方に、お薦めです

2018年12月9日日曜日

Peatixを使ったイベント会場での受付方法

今回、事務作業の負担を軽減するために、
TAYL(法務レクチャー会)&DAYL(法務交流会)共に、
申し込み~支払い~当日の受付まで、
すべてチケット発券サービス『Peatix』を利用しました。
https://peatix.com/

イベント会場での受付方法は、
・QRコード(スマホ&印刷)
・タップチケット(スマホのみ)
・パソコン
・印刷した参加者リスト(要するに、原始的に紙のリストで確認していくだけ)
と複数あり、
 今回は「QRコード」と「タップチケット」をメインとして、
「印刷した参加者リスト」をサブとして使用しました。
https://help.peatix.com/customer/ja/portal/articles/164112-%E5%8F%97%E4%BB%98%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%81%AF%E3%81%8A%E6%B1%BA%E3%81%BE%E3%82%8A%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B%EF%BC%9F

「QRコード」と「タップチケット」による受付方法の良いところは、
複数人で受付ができ、
その複数人の間でリアルタイムに受付内容を共有できることです。

しかし、
当日参加を決めた方がいるなど、
全員にPeatixで申し込みしてもらっていたわけではなかった、
つまり、
全員がPeatixのチケットを持っているわけではなかったので、
「印刷した参加者リスト」を併用せざるを得ませんでした。

Peatix側も、
システムエラー等に備えて、
「印刷した参加者リスト」の併用を推奨していますので、
当面は、この仕組みで受付するつもりです。

Peatixを導入したおかげで、
事務作業の負担は激減したのですが、
(その代わりに1万円以上の販売手数料をPeatixに払っているわけですが)
その反面、
参加者にとってPeatixに登録するというハードルが高くて、
そして、Peatixで支払いするというハードルがさらに高くて、
期待したようにはPeatix登録者が増えていないことが目下の悩みです。

Peatixが、フェイスブックに買収されるなどすれば、
信用度も上がるのでしょうが、、、

また、
DAYL(法務交流会)は、
当日に参加を決める方が多く、
今回は最終的には赤字になりませんでしたが、
かなりストレスにはなりました。

DAYL(法務交流会)には、
なるべく多くの人たちに、
なるべく自由な形で参加してもらいたいという個人的な希望から、
キャパの大きい、
ビュッフェ形式の店を貸し切っているのですが、
前々回&前回と赤字が続いていて、
今後どうしたものか迷っています。

DAYL(法務交流会)に対する上記の拘りを捨てて、
(プレゼンターの慰労会を主目的にして)
確実に埋まるキャパの小さな店に変えた上で、
今使っている店は、
忘年会的に年一度のみ使う、
という形にしようかとも考えています。

特に、
来年度からはTAYL(法務レクチャー会)の開催頻度を増やす予定で、
その度に大きなストレスがかかるのは辛いですし、
それを理由にTAYLの開催頻度を増やせなくなると本末転倒ですので。

2018年12月8日土曜日

(お礼)(無料)法務セミナー 2018年12月7日(金)開催 『法務に役立つ××入門』@JR新橋駅前

当ブログでもお伝えしていたイベントですが、
https://shoshahomu.blogspot.com/2018/10/127jr.html
昨日12月7日(金)、
『法務に役立つ××入門』と題した無料セミナー会、
第10回『新橋・法務レクチャー会』(TAYL10: Talk As You Like 10th)を開催いたしました。

TAYL10、
その後の、
第20回『新橋・法務交流会』(DAYL20: Drink As You Like 20th)共に、
約50人の参加者にご出席いただき、
大いに盛り上がりました。

次回は2019年3月8日(金)に、
TAYL11&DAYL21の開催を予定しています。

2019年は、
TAYL(レクチャー会)の開催頻度を上げると共に、
(四半期毎の年4回開催を目標にしています)
周知&集客に努力して、
常時50~60人集まる会にしていくつもりですので、
これまでご参加いただいている方も、
まだ未参加の方も、
是非ご参加ください。

ちなみに、
DAYL(交流会)は、
慢性的な赤字に苦労していますので、
TAYLのプレセンターの慰労&質疑応答を主目的とする会として、
しばらくは規模を縮小して継続していこうかと考えています。
(慰労と質疑応答とが両立するのかという、また別の問題がありますが)

しかし、
もし本ブログの読者の方で、
大規模な法務交流会に出席したいと考えいる方がいらっしゃいましたら、
是非々々ご連絡ください。

DAYL(交流会)も常時50~60人集まるようでしたら、
これまで通り、
新橋駅前のビュッフェ・レストランを貸し切って継続したいと考えていますので。

TAYL11の内容につきましては、
詳細が決まり次第、
また当ブログでもお知らせいたしますので、
引き続きよろしくお願いいたします。

2018年12月6日木曜日

(無料)法務セミナー 2018年12月7日(金)開催 『法務に役立つ××入門』@JR新橋駅前

仕事上&プライベート上の理由から、
前回の第9回『新橋・法務レクチャー会』(TAYL9: Talk As You Like 9th)から1年以上間隔が空いてしまいましたが、
第10回「新橋・法務レクチャー会」(TAYL10: Talk As You Like 10th)を、
下記の要領にて開催いたします!
今回は、区切りの10回目&仕切り直しの会として、
『新橋・法務レクチャー会』(TAYL)の原点に戻り、
4人のプレゼンターが、
法務パーソンが聞いて役立つ、少なくとも興味を惹かれるテーマについて、
各15分のショート・プレゼンテーションを披露いたします。
各プレゼンターと各ショート・プレゼンテーションの詳細については、
お問い合わせいただいた方に、
私から個別にお知らせいたします。
 
開催日時は、
2018年12月7日(金)19時00分~20時10分で、
(同じ場所での「新橋・法務カフェ」は18時00分開場です)
開催場所は、
JR「新橋駅」烏森口から徒歩2分で、
こちらも、
お申し込みいただいた方に、
私から個別にお知らせいたします。
 
レクチャー会終了後は続けて、
新橋駅前のレストランを貸し切って(20時30分~22時30分)、
第20回『新橋・法務交流会』(DAYL20: Drink As You Like 20th)を開催いたします。
 
レクチャー会と交流会、どちらか一方のみのご参加も大歓迎です。
毎回、参加者の約半数は初参加の人たちですので、
初めての方でも気楽に楽しんでいただけるはずです。

定員は、レクチャー会が「60名」、交流会が「80名」となります。
 
参加をご希望の方は、
PC版ページでは右上に表示される『連絡フォーム』から、
モバイル版ページでは下にスクロールして表示される『連絡フォーム』から、
名前とメールアドレスに加えて、
メッセージ欄に所属する会社名または学校名と、
法務経験年数をご記入の上、
(法科大学院生など法務経験の無い方は、その旨お書きください)
お申し込みください。

折り返し、
こちらから会場など必要事項をご連絡いたします。

ご連絡いただいた個人情報は、
レクチャー会&交流会に関する連絡の目的のみに使用し、
それ以外のいかなる目的にも使用しないことをお約束いたします。 

それではお申し込み、お待ちしています! 

2018年11月28日水曜日

『考えてるつもり ―「状況」に流されまくる人たちの心理学』サム・サマーズ著(ダイヤモンド社)

『考えてるつもり ―「状況」に流されまくる人たちの心理学』サム・サマーズ著(ダイヤモンド社)

 著者は、米国タフツ大学で教鞭を取る、特に人種的偏見・ステレオタイプの研究で知られる社会心理学者です。専門家として、陪審裁判で発言を求められるケースも多いとのことです。
原書は2011年刊行、その翻訳である本書は2013年刊行で、それほど新しい本ではありませんが、最近、知人の(エクストリーム参加者ではなく)エクストリーム・スノーボーダーに薦められて読んでみました。
 英語の原題は『Situations Matter: Understanding How Context Transforms Your World』 (状況の重要性:文脈が物事の捉え方にいかに影響するかを理解する)で、「状況」に流されまくる人たちのトホホなエピソード満載、という本では全くなく、状況がいかに人の思考・言動に大きく影響するのかを、著名な理論・実験結果の紹介を中心に、説明している本です。

 例えば、被験者の大学生がスピーカーとして教室にスピーチしに行く途上、校内で何らかの理由で苦しんでいる人に遭遇した場合、どの程度の割合で助けるかは、その大学生の性格・属性などパーソナリティよりも、急いでいるなど、その時の状況の方がはるかに影響する、といった実験結果が紹介されています。なお、この実験の被験者は全員、神学部生で、スピーチは「善きサマリア人」についてだったりします。

 人は一般的に、よく知っている人の言動については、その人のパーソナリティよりも、状況に理由を求める傾向があるのに対して、知らない人の言動については、状況よりも、その人のパーソナリティに理由を求める傾向があるとのことです。特に、自分自身の言動については、「体調が悪かった」「急いでいた」「そんな雰囲気ではなかった」などと考えるのに対して、他人の言動については「使えない奴」「性格が悪い」「人間性を疑う」などと考える傾向があるということです。私個人については、全くその通りだと思います(苦笑)。

 このような例が多数紹介されており、それらの例を通じて状況・文脈が持つ大きな力を理解することで、いかに状況・文脈を適確に理解して、より効果的な言動を選択できるようになるか、というのが本書の目的です。

 著者は冒頭で「この本を読めばもっとよい人間になれます、ということではない」「けれど…もっと実生活にうまく対処できる「有能な」人間になれると約束しよう。」と書いています。「周囲の人がいろいろな状況に反応する、その方法をより正確に予測できるようになる」ことで、より効果的な言動を自分自身が選択できるようになれるということです。
 今、自分がどのような状況に置かれているのか、そこにはどのような文脈が働いているのかを適確に理解して、その状況・文脈において具体的にどのような言動を取ることがベターなのかを判断できることは、法務パーソンに限らず、あらゆるビジネスパーソンにとって極めて重要な能力でしょう。
 著者自身の細かなエピソードの紹介が多過ぎることもあり(よほど変わった人生を送っている人でもない限り、劇的なエピソードはそれほどないものです)、全体の構成に少しまとまりが欠けているように思える点が気になりましたが、自分なりに要点をまとめて理解していけば、職場&日常生活において、非常に役立つ本だと思います。

2018年11月27日火曜日

『第6回 JAPAN LEGAL TECHNOLOGY CONFERENCE リーガルテック展 2018』に行ってきました!

第1回から比較的マメに参加している「リーガルテック展」ですが、
今年(2018年11月27日(火))は、
これまでの会場(ザ・リッツ・カールトン東京)から変わって、
会社からアクセスのよい『GINZA SIX』での開催で便利でした。

正直、前回までは、
それほど興味を持って参加していたわけではなかったのですが、
今回は打って変わって、
AI契約書審査サービス『LegalForce』と『AI-CON』を目当てに参加しました。

どちらのプレゼンも興味深く、
プレゼン後、プレゼンターのお2人ともお話しでき、
(『LegalForce』の角田CEO&『AI-CON』の山本CEO)
地下の『エノテカ』しか行ったことがなかった『GINZA SIX』もいろいろと見られて、
参加した甲斐がありました。
(最後のは「サボり」とも言いますね)

仕事の都合で、
『プレミアムワイン会』に参加できなかったことは残念でしたが、
(今まで一度も参加できていません)
渡辺順子さんの本『教養としてのワイン』は頂きました&読みました。

来年も、
『GINZA SIX』で開催してもらえると嬉しいなと思います。

2018年11月18日日曜日

Google「インスタント翻訳」で、フランス人と話してみました!

11/17(土)のフットサルで、
フランス人のチームメートと話すのに、
先日紹介したGoogleの各デバイスを使ってみましたので、
そのレポートです。

フットサルで話すのに使ってみたと言っても、
当然ながら、
フットサルの合間の雑談時に使ってみたということです。

ちなみに、
フットサルの試合中に彼に指示する場合、
彼はとっさには日本語でも英語でも理解できないので、
フランス語で指示する必要があるのですが、
こちらもとっさにはフランス語で指示を出せないため、
数年一緒にフットサルをしていますが、
未だに意思疎通が上手くできません。
彼に守備のセオリーを覚えてもらうのが一番手っ取り早いのですが、
本人にその気は全くないようです。

トピックは、
・年末年始の過ごし方(フランスに里帰りするのか、など)
・普段、何語を使っているのか?(彼の妻は日本人だし、職場でもフランス語で通せるとは思えなかったので)

回答は、
・都内の義理の父母の所に行く。
・家ではフランス語(妻が流暢にフランス語を話すため)、会社では主に英語。

しかし残念ながら、
Googleデバイスを使うとまだるっこしいので、
結局、ほとんど英語での会話になってしまいました(苦笑)。

それでも、
訳出されているフランス語は概ね正確だと言っていました。

私が気が付いたのは、
フランス語では「he, she」(il, elle)と「They」(ils, elles)の発音が、
アンシェヌマン&リエゾンを伴わないと同じなので、
そこで誤訳が発生する危険性があります。
この問題は、
それまでの発話を踏まえた上で、
現在の発話を翻訳するという、
いわば「会話モード」みたいな機能が備わらない限り、
解消されないでしょう。

2018年11月8日木曜日

「Google翻訳」アプリの使い方

昨日の続きです。

・Google「Pixel」携帯
・Google「Pixel USB-Cイヤホン」
・Google「Android 9.0 Pie」
を使用した通訳の精度はと言いますと、
これは結局、
単なる「Google翻訳」アプリの評価になってしまうわけですが(苦笑)、
自分が「英語」で話した内容を「フランス語」や「イタリア語」に通訳する精度は、
(おそらく「スペイン語」や「ドイツ語」や「オランダ語」に通訳する精度も)
現時点で、既に実用レベルにあると思います。
私は、
フランス語は少ししか、
イタリア語は何となくしか、
分かりませんので、
あくまでも「思う」ですが。

通訳の精度を上げる最大のポイントは、
自分が英語で話した内容を、
正確に「Google翻訳」アプリに認識してもらうことです。
これについては、
「Google翻訳」アプリさえあれば、
デバイス&OSに関係なく確認できますので、
ぜひ試してみてください。

個人的には、
これまでコツコツと英語の発音を練習してきた効果を、
今までで一番感じることができました(笑)。

「発音は気にしないで、とにかく話す」というのが、
英会話上達の秘訣と言われますし、
ある意味、正しいのですが、
英語以外の外国語をある程度真剣に学習したことがある人ならご存じの通り、
すべての言語習得の入口は発音習得であり、
これを怠ると、その後の学習効率が格段に下がります。

主な理由は2つあり、
1つは、自分の脳内に「音声辞書」を構築する効率が格段に下がること。
もう1つは、相手の発言を自分が聞き取るのが難しくなることと、自分の発言を相手に聞き取ってもらうのが難しくなることから、コミュニケーションが成立しにくくなり、学習のモチベ―ションの維持に苦労するからです。
前者は後者の前提条件の1つですので、
結局、「学習のモチベ―ションの維持に苦労する」ことが全てだと思います。

したがって、
上記の秘訣を、より正確に書き直すと、
「発音習得に十分努力した上で、実際に話す際には、発音は気にしないで、とにかく話す」
となります。

Google翻訳などのNMT(ニューラル機械翻訳)が今より遥かに進歩して、
(母国語である)日本語を普通に話せば、
実用レベルの外国語に通訳されるようになれば、
(英語を含む)外国語の発音も気にしなくてよくなるでしょうが、
当面、
特に欧米言語への機械通訳システムを利用する際には、
より正確に機械通訳システムに自分の発言を認識してもらえるように、
英語の発音を良くすることが、
これまで以上に重要になると思います。

ところで、
「Google翻訳」アプリ、
5歳の娘がめちゃめちゃ喜んでいました。
まだ幼いので「Pixel USB-Cイヤホン」を上手く操作できず、
「抜いちゃおう!」と抜いてしまって、
自分が話す日本語を英語やフランス語に通訳してもらったり、
「Bonjour」「Good night」などの簡単な英語やフランス語を日本語に通訳してもらったり、
ケラケラ笑って楽しんでいました。

でも、
「Pixel USB-Cイヤホン」を抜いちゃうんだったら、
ずーと以前から持ってたiPhoneでも同じように楽しめたよね、
とは思いました。

(11/12追記)
いろいろと試しているうちに、
「Pixel USB-Cイヤホン」と組み合わせて使うのは、
いろいろとコツが必要だということが分かってきました。

急には上手く使えないと思うので、
今後ある程度日常的に使っていくつもりです。

(英語を使っての)第2外国語の学習用としては、
非常に優れたデバイスだと思います。

しかし、
第2外国語の学習用としては、
「Pixel USB-Cイヤホン」を使わない方が、
外に音が出なくて済むので、
結局、
「Google翻訳」アプリが、
(英語を使っての)第2外国語の学習用として、
非常に優れたアプリだということです。

2018年11月7日水曜日

Google「Pixel」携帯が届きました!

(ymobileのsimで使えるようにする)「apn設定」をする必要もなく、
非常にスムーズに、
Googleのリアルタイム翻訳を試すことができました。
(↓これは、今後問題が発生した場合に「apn設定」をするための備忘録です)
https://simchange.jp/ymobile-apn-setting/

使用したデバイス&OSは以下です:
・Google「Pixel」携帯
・Google「Pixel USB-Cイヤホン」
・Google「Android 9.0 Pie」

以下、リアルタイム翻訳のやり方です。
https://support.google.com/googlepixelbuds/answer/7573100?hl=en&ref_topic=7558549

<自分の発言を通訳する>
①「Pixel USB-Cイヤホン」の黒いボタンを長押しして「Googleアシスタント」にアクセス。
②口頭でターゲット言語を選択する(例:"Help me interpret Italian.")。
(※ソース言語は、Googleアカウントのdefault言語として、自分が選択している言語となります)
すると、「Google翻訳」アプリが立ち上がる。
③「Pixel USB-Cイヤホン」の黒いボタンを押し続けながら、ソース言語で話す。
④このボタンを離すと、ターゲット言語に翻訳された文章が、「Pixel」携帯の外部スピーカーから流れる。

<相手の発言を通訳する>
①「Pixel」携帯上で開いている「Google翻訳」アプリのマイク・ボタンを押す。
②チャイムが鳴ったら、相手にターゲット言語で話し始めてもらい、話し終わるまでマイク・ボタンを押し続ける。
④マイク・ボタンを離すと、ソース言語に翻訳された文章が、「Pixel USB-Cイヤホン」から流れる。

つまり、
例えばイタリア人とイタリア語で会話しようとする場合、
私が「Pixel USB-Cイヤホン」のマイクに英語を話すと、
「Pixel」携帯の外部スピーカーからイタリア語が流れ、
相手のイタリア人が「Pixel」携帯のマイクにイタリア語を話すと、
「Pixel USB-Cイヤホン」から英語が流れる、
というわけです。

したがって、
大きな音で流れるのはイタリア語のみとなり、
(普通に携帯で「Google翻訳」アプリを使う場合と比べて)
お互いイタリア語で会話しているような雰囲気になる、
というわけです。

要するに、
わざわざ「Pixel」携帯と「Pixel USB-Cイヤホン」を使う意味は、
「普通に携帯で「Google翻訳」アプリを使う場合と比べて、
お互いイタリア語で会話しているような雰囲気になる」
という部分だけであり、
費用対効果を考えると、
現時点では疑問と言わざるを得ません。

今後、
・通信スピード
・携帯の処理スピード
・クラウド上の機械翻訳システムの処理スピード
(携帯上で翻訳処理するなら、携帯のストレージ容量&更なる処理スピード)
が向上して、
自分が話すと「同時に」通訳された内容が出力されるようになるまでは、
状況は変わらないと思います。

要するに、
現状は結局、
PIXELだろうと、POCKETALKだろうと、
どんなデバイスを使っても「逐次通訳」しかできませんので、
デバイスによる使い勝手の差はそれほど生じない、
ということだと思います。

いずれにせよ、
前回の記事で紹介した、
ソースネクスト製の携帯通訳機「POCKETALK(ポケトーク) W」を、
しばらく購入する必要はなさそうです。

2018年11月6日火曜日

最近の英語学習状況

hitorihoumuさんの11月4日付のブログ記事を読んで、
「使える無料英語学習サイト「BBC Learning English」(アプリもあり)」 
そのストイックさに、
改めて感心しました。

(以下、ブログ記事からの引用)
(前略)
「BBC Learning English」というコンテンツを利用して英語の勉強をしています。
(中略)
[学習スケジュール]
1.朝の犬の散歩時 ※所要時間:30分
  スクリプトを見ないで音声を良く聴く(毎日、新しいプログラムを聴く)

2.通勤の電車内 ※所要時間:5分
  散歩時に聞き取れなかった箇所について、スクリプト・音声で確認
  ※電車内では本を読みたいので、電車内では上記確認のみ。
  ※散歩から帰宅後、家で上記確認をする場合もあり。

3.通勤時に歩いている時 ※行き・帰り各20分
  上記音声を繰り返し聴く
(後略)
(以上、ブログ記事からの引用)

翻って、
私が最近どう英語を勉強しているかと言いますと、
[学習スケジュール]
1.空き時間に、気になったNBAの記事をチェックする ※所要時間:不明
(以前と比べると各段に減りましたが、まだ完全には読むのを止められないでいます)
 
2.通勤時の電車&徒歩 ※行き・帰り各30分
  アプリで、タロット占い&引いたタロットカードの意味を確認。
  タロット占いのpodcastを聞いて、聞き取れなかった箇所について、スクリプトで確認。
  ※電車内では本も読みたいので、まったく上記をやらない場合も多い。

3.週3回、25分、朝skypeでフィリピン人講師と英会話
  もう5年以上、同じフィリピン人講師と英会話をしていますが、
  ここ最近、彼女の体調が悪くてキャンセルされることが多く、
  先月10月は1カ月で3回しか話せていません。

4.空き時間に、気になった洋書を読む ※所要時間:不明
これも、最近はタロット占い関係の洋書が多いです。

こう書いてみると、
最近は「タロット占い」関係に使っている時間が多いですね(笑)

2018年11月5日月曜日

Google「Pixel」を買いました!

先日購入したGoogle「Pixel USB-Cイヤホン」&「Android 9.0 Pie」と組み合わせて、
Google翻訳を利用したリアルタイム翻訳機能(=通訳機能)を試してみるために、
2世代前のGoogle「Pixel」の中古をメルカリで購入しました!

今年9月にymobileに乗り替えたばかりでなければ、
docomoかsoftbankから「Pixel 3」を買ったと思いますが、
仕方ないです。

届き次第、
すぐに試して、
また投稿します。

2018年10月31日水曜日

Google「Pixel USB-Cイヤホン」が届きました!

注文したのが10/25(木)で、
届いたのが10/30(火)ですので、
届くまで丸5日掛かりました。

早速、
周りで「Android 9.0 Pie」を使っている人を探したのですが、
全く見付かりません。

「Pixel 3」または「Essential Phone」を使っている日本人なんて、
そうはいませんからね。

気長に、
「Android 9.0 Pie」にアップデートされる携帯が増えるのを待ってみます。

(2018/11/05追記)
いろいろ調べて、
ようやく理解できてきたのですが、
私が今年9月から利用しているymobileは、
「androide one」という、
androideアップデート保証シリーズを前面に打ち出しているにもかかわらず、
androideのアップデート対応はめちゃめちゃ悪いみたいですね。

そもそも、
親会社であるsoftbank自体の対応が悪いようで、
docomoは10月17日に、
auは10月11日に、
「Android 9.0 Pie」にアップデートする予定の携帯リストを既に発表しているのに、
softbankは未だに発表していません。

仕方がないので、
中古で「Pixel」の旧機種(「Pixel」「Pixel 2」)を探しているのですが、
なかなか手頃な値段のモノが見付かりません。
とりあえず試してみたいだけなのですが、、、

しかし、
これ以上、探す時間と労力が惜しいので、
とりあえず割高でも買ってみて試してみようと思います。

2018年10月30日火曜日

商社の英語術

同僚である輸出入担当者たちが書く英語の文章が、
酷いです。

しかし、
私が英語講師をしている時に、
生徒たちが同じように酷い英文を書いてきても、
全くイライラしないで添削できていたのに、
同僚たちが酷い英文を書いてくると、
修正する際に非常にイライラしてしまうというのは、
私自身の「期待値」の問題でしょう。

商社の輸出入担当者として給料を受け取っているからには、
(授業料を支払っている生徒たちと違って)
この程度には英語ができて欲しいと、
つい私の「期待値」が高くなるのです。

しかし、
私のその「期待値」は、
非現実的な「期待値」だろうと思います。

その人を、そのポジションに付けて、その給料を支払うという判断をしているのは、
私が働いている会社(≒上司たち)であり、
給料を支払っている会社が、そのような判断をしている以上、
私がとやかく言うことではないと思うからです。

そして、
(彼・彼女の上司たちとは異なり)
その酷い英文を、淡々と修正&指摘・説明していくのが、
私自身が受け取っている給料の対価の一部だと思います。

しかし、
・同じモノ・コトを表現するのに、バラバラな単語・表現を使うなよ!お前は、類語辞典を引きまくるジャーナリストなのか?
・どう考えても、英語の言葉数が足りてないだろ!「どうか、これで意味通じてくれ!」=「この少ない言葉の中に、多くの複雑な意味が含まれていてくれ!」という、謎の願いを込めるのは止めてくれ!
・英語に自信が無くても、今時Google翻訳でも何でもあるのだから、何とでもなるだろ!しかし、そもそも元の日本語の文章がおかしければ、翻訳した英語の文章も使い物にならないわけで、、、
などなど、
イライラの種は尽きません。

もっとも、
母国語である日本語でも、
上記に該当する文章を書く人が多いわけで、
使う言葉が英語に変わったところで、
当然、悪くなることはあっても、良くなることはないです。

まずは日本語教育から、
公教育を徹底的に立て直してもらいたいなと思います。

2018年10月22日月曜日

東海道新幹線の全駅に携帯通訳機「POKETALK W」導入。

JR東海が、東海道新幹線の全駅で、
ソースネクスト製の携帯通訳機「POCKETALK(ポケトーク) W」を10月17日(水)より順次導入しており、
11月末までには東海道新幹線の全17駅に約350個を導入する、
とのことです。

ソースネクストの「POCKETALK(ポケトーク)」、
売れているらしいですね。
実際に持っている人、
一度も見たことありませんが。

前モデルを「ビッグカメラ有楽町店」で試してみた際、
使い物にならないと感じた記憶がありますが、
早速、今回のモデルも試してみようと思います。

また、
来月京都に行くのですが、
バックパックにカナダの国旗でも付けて、
どの程度実用性があるのか、
JR京都駅で実際に確認してみようとも思います。

2018年10月14日日曜日

Pixel Budsの翻訳機能がPixel以外のスマホや、Googleアシスタント対応ヘッドホンでも利用可能に

Engadget 日本版の2018/10/14付けのブログ記事です。https://japanese.engadget.com/2018/10/14/pixel-buds-pixel-google/

前の記事の続き的な内容ですが、
Google翻訳を利用したリアルタイム翻訳機能が、
Google携帯(Pixel)&Googleヘッドセット(Pixel Buds)以外でも、
使えるようになったようです。

私はiPhoneユーザーなので、
どのAndroid携帯を、どのヘッドセットと組合せれば、
Google翻訳を利用したリアルタイム翻訳機能(=通訳機能)を利用できるようになるのか分かりませんが、
来年は、何度か英語圏外の国に行く予定ですので、
それまでにシステムを整えておきたいと思います。

2018年10月10日水曜日

Google、3,456円の「Pixel USB-Cイヤホン」発売。24ビットデジタル再生対応

Engadget 日本版の2018/10/10付けのブログ記事です。
https://japanese.engadget.com/2018/10/09/google-pixel-usb-c-24-3456/

Google翻訳を利用したリアルタイム翻訳機能(=通訳機能)を利用するのに、
必ずしも、このヘッドセットである必要はないでしょうが、
少なくとも、
3,456円(税込)の安価でGoogleの通訳機能を利用できる可能性が高まったと、
言えると思います。

2018/10/25(木)追記
「Pixel USB-Cイヤホン」を注文しました。
Singaporeから発送されるとのことで、
届くまでしばらく掛かりそうですが、
届きましたら、
また追記します。