ここのところずっと話題になっている事件ですが、
「月100時間を超える時間外労働をこなしたこともあり、高橋さんは精神障害による労災認定の基準の一つを超えたと判断された。」
ということばかり、
(特にマスコミの)議論の焦点となっていますが、
多くの一般人がコメントしている、
「実際の残業時間が、たった100時間強のわけないだろ!」という論点が、
まったく取り上げられていないのが、
本当に不思議でなりません。
なぜ、大手マスコミは、どこもそこに言及しないのか?
「憶測」で、電通と事を構えるのが、それほど怖いのか?
おそらく、怖いのでしょう。
大手マスコミにとって広告収入は生命線であり、
電通が、その生命線の多くを握っているからでしょう。
これだけを取っても、
大手マスコミの存在意義が疑われます。
当たり障りのない情報のソースとしては、
極めて有意義だが、
本当に重要な情報のソースとしては、
まともに機能しない、
というのが、
大手マスコミという存在なのでしょう。
広告or税金という紐付きでないしっかりとしたメディアが、
そろそろ誕生して欲しいものです。
きっと、
物凄い圧力を政財界から受けるでしょうが。
(追記)
オリンパス事件をスクープした『FACTA』が、
今年2月の時点で、
東京オリンピック招致の裏金問題を報じており、
しかもその記事の著者が、
英国Guardian紙のOwen Gibson記者で、
https://www.theguardian.com/profile/owengibson
Owen Gibson記者は、
その3カ月後の今年5月11日に、
所属するGuardian紙に詳細な記事を発表しています。
https://www.theguardian.com/sport/2016/may/11/tokyo-olympics-payment-diack-2020-games
改めて、
『FACTA』凄いなと。
その経緯をまとめた『サンデー毎日』に記事です。
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/column/2016/06/05/post-892.html
電通、働けるものなら、一度働いてみたいものですが。
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