2017年7月12日水曜日

『国際交渉の法律英語』(中村秀雄・著)

書店で内容を確認することなく、
ついamazonで「タイトル買い」をしまったのですが、
大失敗でした。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4535522529/ref=oh_aui_detailpage_o01_s00?ie=UTF8&psc=1

しっかり読めば、
それなりに役に立つ内容だと思いますが、
私にはとても読む気になれない内容構成&エディトリアル・デザインでした。
そして残念ながら、
その読みにくさを乗り越えさせてくれるだけの内容がありませんでした。

その内容は、
紙面の3分の2を占める第1部が「的を射た動詞を選ぶ」、
残りの3分の1を占める第2部が「動詞以外の道具立て」で、
要するに用語・文例集です。

しかし、
この単語をこう使ったら実際の交渉が上手くいったとか、
逆に、こういう大失敗をしたとかいう実例の紹介はなく、
参考文献から文例を集めてきただけの、
無味乾燥な内容です。

文体も、
「~であろう」「~にはなるまい」といった感じで、
非常に読みにくいです。

まあ、
ある一定の割合で、
こういう外れの本があることは、
「タイトル買い」をする者として、
引き受けなければならないリスクですね。

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