2014年11月13日木曜日

連帯債務

日本の民法にも、
「分割債務」(427条)
「不可分債務」(430条)
「連帯債務」(432条~)
不真正連帯債務」(719条の「協働不法行為者の責任」など)
という債務の区分がありますが、
英米法にも、
「Joint liability」「Several liability」「Joint and several liability」という3区分があります。
http://en.wikipedia.org/wiki/Joint_and_several_liability

しかし、
このうち「Joint liability」と「Joint and several liability」との相違が、
どうにも良く理解できません。

「連帯債務」と「不真正連帯債務」との相違が、
なかなか理解できませんでしたが、
↓このような説明を読んで、ようやく理解できてきました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1189835221

同じ気持ちの人はいるようで、
ロースクール関係のウェブサイトで質問がされているのですが、
http://www.top-law-schools.com/forums/viewtopic.php?f=3&t=141531
回答者達は、wikipediaのコピペのような回答をしているだけで、
「自分が理解している限り、重要なのは「Joint liability」と「Joint and several liability」との相違ではなく、「Joint and several liability」と「Several liability」との相違である」
"So as far as i get, its not the diff. between joint liability and J/S liability, its the difference between J/S and comparative fault (pure or modified) that matters,"
などという的外れなコメントをした挙句に、
「これで回答になっていないなら、何が質問なのか分からない」
"If this doesn't answer your question, then I don't know what your question is."
なんてコメントをしてたりします(苦笑)。

質問者は、
「Joint liability」と「Joint and several liability」との相違を質問してる上に、
Several liability」は理解できていると断っているのだから、
それに対して、
Joint and several liability」と「Several liability」との相違を説明しても、
まったく回答になってないじゃないかと(苦笑)。
その挙句に、
「これで回答になっていないなら、何が質問なのか分からない」
なんて言われたら、
「これで質問を理解してもらえないなら、どう質問すれば良いのか分からない」
と言い返したいところです。

弁護士志望者たちらしい回答と言うべきなのか、、、

「僕もよく理解できていないけれど、理解できなくてもロースクールの試験でも司法試験でも何の問題もないよ」
などという回答があれば、
安心できるのですが、、、

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