数年前に購入後、
これまで部分的にしか読んでいなかった本です。
既に第2版が出版されてしまっていますが、
今更ながら最初から読んでみたところ、
とても参考になりました。
同著者の『アメリカ契約法』よりも、
ずっとまとまっていると感じました。
もっともこの印象は、
私の米国不法行為法についての知識が、
米国契約法についての知識よりも、
はるかに乏しかったからかもしれません。
すべての法務翻訳者は、
少なくとも同著者の『アメリカ契約法』と『アメリカ不法行為法』は、
読んでおくべきだと思います。
(私の自己イメージは、未だに法務翻訳者です)
時間がある時に、
第2版で何が変わったのか、
図書館で借りて確認しようと思います。
(実際、何度も借りていますが、まだ読めていません)
ちなみに、
Torts(不法行為法)のホーンブック(シケタイのような本)を、
私は今年2月に日本のamazonで注文しているのですが、
6月になっても未だに入荷しません。
ぜひamazonには、
「確定注文」オプションを作って欲しいです。
(購入者によるキャンセルができない注文)
某メーカーの案件が一段落したら、
北米支社に、
Torts(不法行為法)のケースブックと一緒に送ってもらおうと考えています。
(追記)
某メーカーの案件で北米に出張したため、
Criminal Law(刑法)とCivil Procedure(民事訴訟法)のホーンブックも合わせて、
購入しました。
重かったです。
また、この某メーカーとの契約交渉では、
本書の第8章第3節の「寄与過失・比較過失」の知識を披露したことで、
相手方の米国法弁護士の信頼が得られたと思っています。
ちょっとした知識が大きな意味を持つことがあるので、
不断の地道な努力が必要だと、
改めて思いました。
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