2015年4月16日木曜日

『英文契約書のための和英用語用例辞典』(野副靖人・著)

著者自身にとっては、
極めて有用な内容であることは想像できるのですが、
私には、
使い所が分からない本です。

通常であれば、
そのままスルーするのですが、
『企業マンサバイバル』の書評を読んで、
いろいろと考えさせられました。
http://blog.livedoor.jp/businesslaw/archives/52297844.html

おそらく、
私の方が『企業マンサバイバル』管理人よりも、
(自分で言うのも何ですが)
英語力がずっと高いことと、
『企業マンサバイバル』管理人の方が私よりも、
日本語の用語の理解力がずっと高いこととが相俟って、
「実務に使える」という、
『企業マンサバイバル』管理人の書評となっているのだと思います。

実際、
この書評の末文には、
「原則としては英借文をこころがけ、プロによるチェックを前提としつつも、このような本を“脇差”としていざとなれば刺し違えリスク覚悟で立ち向かい、傷つきながら実践力を磨くことも必要となってきているように思います。」とあり、
「英借文が原則」であることについては、
私と認識の違いはないようです。

なぜ今回、
本書を取り上げたかと言うと、
同著者の新作が本日(2015年4月16日)発売されていて、
購入するか否か迷っているからです。
『自分で読み書きできる 英文ビジネス契約書』
http://www.amazon.co.jp/%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%A7%E8%AA%AD%E3%81%BF%E6%9B%B8%E3%81%8D%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%80%80%E8%8B%B1%E6%96%87%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E5%A5%91%E7%B4%84%E6%9B%B8-%E9%87%8E%E5%89%AF%E9%9D%96%E4%BA%BA/dp/4502145211/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1429143762&sr=1-1

同著者はもう一冊出していて、
2005年2月発行の『英文ビジネス契約書の読み方・書き方・結び方』ですが、
それから10年間にどれだけの知見を集められたのかという点に、
私としては興味がありますが、
きっと可もなく不可もなくの無味乾燥な内容なのだろうなとは思います。

同著者の本3冊すべて中央経済社からの発行ですので、
編集者に知り合いがいるのかもしれません。

いずれにせよ、
一度書店で立ち読みしてみるつもりですが、
そのためには丸善oazoまで行かなければならず、
近くで知人と食事の約束でもしていないことには面倒で、
なかなか行けません。

こういう本こそ、
amazonでサンプルを読めると便利なのですが。

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