2015年5月18日月曜日

「explicitly permit」

某米国企業から、
某日本企業経由で要請されているEAR遵守の誓約書の最重要ポイントとして、
EARが「explicitly permit」している場合を除いては再輸出不可、
という規定がありました。

ここで、
「explicitly permit」とは、
具体的に何を意味するのかと、
悩んでしまいました。

法律用語ではなく、
日常的な英語として、
「explicitly permit」を捉えれば、
「clearly allow」と同義として、
「法令上、明らかに許される範囲で」と解釈でき、
遵守は問題ない、少なくともEARそのものの遵守と同じと考えられるでしょうが、
もし、
「法令が文言で、具体的に許可している範囲で」との解釈を求められると、
EARそのものの遵守よりも、
誓約書の遵守が難しくなります。

結論としては、
EARを遵守していれば、
誓約書の文言がどのように解釈できるにせよ、
問題は発生しようがなく、
逆に、
EARに違反すれば、
誓約書の文言がどのように解釈できるにせよ、
会社に与えられる罰則は同じと考え、
提出することにしました。

こういう時に、
一人でいいから英語のネイティブスピーカーが会社にいると、
便利だろうなあと思います。

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