2015年9月7日月曜日

日本ガイシの司法取引成立

『ビジネス法務の部屋』の今日9月7日のエントリーで、
日本ガイシ米国子会社による米国司法省(DOJ)との司法取引成立が取り上げられていました。
http://yamaguchi-law-office.way-nifty.com/weblog/2015/09/post-a710.html

私の従兄が日本ガイシ米国子会社に勤務していたので、
(母親に確認したところ、かなり昔に退職していたそうですが)
非常に興味を惹かれました。

「日本ガイシさんの前社長を含む3名の方が企業本体の司法取引では免責されなかった(カーブアウト)と、日経が報じています」
とのことなので、
本気で日本ガイシさんの前社長が米国の刑務所に収監される可能性が高い、
ということです。
日本人&日本企業には、
この手の制裁が一番利くので、
個人的には良いことだと思います。

唯一懸念されるのは、
二重拘束的な指示が増えることです。
一方で、コンプラ遵守の徹底指示、
他方で、コンプラ無視の利益至上指示が、
並列的に存在する事態が懸念されます。
二重拘束的な指示ほど、
企業活動のみならず、
人間によるあらゆる活動の妨げになるものはないと、
私は考えています。

とりあえず、
私の近い将来の仕事はこの分野にあるのではないか?
という気がしますが、
すべてはいかにシステム&人脈を構築できるか次第でしょう。

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