2016年9月16日金曜日

豊洲市場3棟予定価格、ゼネコンに聴取後400億円増

9月16日の朝日新聞の記事です。

受注する側にとっては、
「随意契約にしてくれよ」という感じでしょうが、
発注する側にとっては、
「随意契約にすると、手続きが超面倒なんだよ」という感じなのでしょう。

しかし、
それで『実質随意契約の入札』=『談合』という違法行為が多発するなら、
(していると思います)
一体何のために『随意契約』を超面倒にしているのか、
本当に意味が分かりません。

『実質随意契約の入札』=『談合』とした時の罰則を、
超面倒な『随意契約』手続きを厭わなくなるほど、
大きく&確実にするしかないと思います。

こういう部分にこそ、
(効率の良い)民間企業や市場原理のメカニズムを、
上手く取り入れていけたら良いなと思うのですが、
私が知っている民間企業の非効率さを考えると、
(それでも外務省・大使館よりは格段に効率的ですが)
それもなかなか難しそうです。

今回の入札結果を見れば、
『実質随意契約の入札』=『談合』であることは確実ですが、
おそらく(よく分からない)『世論』が騒がなければ、
(司法&競争)当局が乗り出すことはないでしょう。

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