悪名高い『外国人技能実習制度』に、
『介護』が追加されるようです。
実際の記事を読むと、
記事のタイトルとは異なり、
『外国人技能実習制度』に『介護職』が追加されたわけではなく、
『外国人技能実習制度』の改正と、
『在留資格』への『介護』の追加という、
別々の改正法案が、
まとめて出されたというように読めます。
しかし、
同日の時事通信による記事、
同じく同日の毎日新聞による記事を読むと、
やはり『外国人技能実習制度』に『介護職』が追加されるようです。
私個人的には、
他の財政支出を削ってでも財源を確保して、
日本人『介護職』の待遇を向上させることが先だと思うのですが、
日本の縦割り財政では、
できないのでしょう。
また、
「受け入れ先への監督を強化」と言っていますが、
日本という国は、
ルールは作っても、
そのルールを守らせることは不得意と言うか、
本音と建て前を使い分けると言うか、
結局、
『性善説』に基づいて、
制度を遵守するか否かは、
個々の『良心』に任せるという、
したがって、
そのような『良心』を気にしない人なら、
比較的容易に濫用できるという、
どうにもモヤモヤした仕組みになっているのが気持ち悪いです。
『生活保護』しかり、
『労働法』しかり、
『献血制度』しかり。
そのために、
議論や話し合いを避ける傾向、
議論や話し合いをすると感情的になる傾向、
空気を読ませようとする強力な圧力、
空気を読まない人を排除しようとする強力な圧力、という、
副作用が生じているように感じます。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。