2014年12月22日月曜日

経営法友会「英文契約書の頻出用語と読解のエッセンス」

昨日2014年12月18日、
初めて経営法友会の月例会に参加しました。

講師は、
三菱商事・法務部エネルギー事業チームリーダー(兼)金属チームリーダーの洞幸司さん。

開催趣旨は、
「英文契約に特有の頻出表現をセレクトし、それらが実際の契約書の中でどのように使用されているか、また、契約においてどのような意味を持つのか等につき、英文契約書を読む際に必要不可欠になる知識として、いくつかのフレーズを取り上げ解説します。また、紹介した用語が含まれた実際の契約書の意味をその場で考え、内容を紐解きながら、英文契約読解のエッセンスを解説します。」とのことで、
ごく入門的な内容で、
正直、今の私には不要な内容でした。

それでも、
参加者は広い会場に鮨詰めで、
本当に定員の300人位いそうでした。
英文契約書に関する、
根強い需要の大きさを実感しました。

広告・宣伝・価格設定など、
やり方次第では、
英文契約書に関するレクチャーでも、
十分に集客できると改めて思いました。

その際には、
①参加者にいかに自腹を切らせないか
②いかに自分の時間を犠牲にさせないか(=就業時間内に仕事として受講させられるか)
という2点が、
ポイントとなる気がしますが、
この2点はどちらも同じことで、
また、新規参入者には難しいポイントでもあります。

新規参入者には、
企業を個別訪問して小規模レクチャーをするというのが、
一番現実的だと思いますが、
その場合には「肩書き」がネックになってくる気がします。
せめて「米国法弁護士」くらいの「肩書き」がなければ難しいように思えます。
「某専門商社法務部員」+「各種英語資格」+「行政書士」の合わせ技では厳しいように思えます。

また、私としては、
普通に書籍に掲載されているような英文、
つまりは、
英語圏で普通に使われている英文には関心がなく、
(普通に書籍を読めば良いだけなので)
「それを英文契約書に書かなければならないのか」と、
頭を抱えてしまうような、
日本の典型的なビジネスパーソンが希望する条件を、
英語でどう表現するのかという部分を期待していたのですが、
当然ながら、
そんな期待は叶えられませんでした。

私が恥を忍んで、
自分でレクチャーするしかなさそうです。
こういう内容なら、
むしろきちんとした「肩書き」がない方が、
やりやすいような気がします。

いや、そういう意味では、
どんな内容のレクチャーでも、
やり方次第では上手くできるような気がします。

来年は、いろいろ試してみようと思います。
本当は、今年、いろいろ試してみるつもりだったのですが。。。

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