2016年3月7日月曜日

『調べる・読む・使いこなす! 企業法務のための判例活用マニュアル』(中央経済社)

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4502166111/ref=oh_aui_detailpage_o00_s00?ie=UTF8&psc=1

hitorihoumuさんの2016年3月4日付ブログ記事で取り上げられていた本です。
http://hitorihoumu.blog47.fc2.com/

hitorihoumuさんとは、
興味&知識レベルが、
(あくまでも)比較的に近いようで、
これまでにも結構参考にさせてもらっています。
今度、何かの機会にお誘いするなど、お礼をしたいと思っています。

同書も、
レイアウトの良さか、
文字の大きさ・フォントのおかげか、
内容以前にとにかく読み易いというのが、
私にとって何より良い点です。

おかげで、
初めてと言って良いほど、
「判例集」的なものを読むことができました。
これも含めて、
ようやく私も日本語の判例に慣れてきましたが、
果たしてこれが良いことなのか、、、

職業人としては、もちろん良いことなのですが、
文章を書くという意味においては、疑問です。

hitorihoumuさんは、
39、41、42の、
いずれも「瑕疵担保」に関する3つの判例を取り上げていましたが、
ILTが気になったのは、
65(故意または重過失がある場合、賠償額を契約金額の範囲とする契約書の規定は適用されない)
73(販売価格が「売主が開示した情報」に該当しないこと=双方の共有情報)
その他、
57(NHK集金人の業務委託契約が労働契約に該当しないこと)
58(損害保険の査定業務の業務委託契約が労働契約に該当すること)
75~78の「競業避止義務」
などです。

業務に直結する内容以外では、
私は労働関係に興味を惹かれるようだと、
改めて自覚しました。

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